本日2009年7月27日(月)午前10時より、東京地方裁判所第712号法廷にて、通称「CT対山谷裁判」の第八回口頭弁論が行なわれました。
冒頭、合議体裁判所の構成変更(判事の交替)があったことが、前任の萩原秀紀裁判長から交替した澤野芳夫裁判長より通知され、原告被告双方に対して口頭弁論更新(これまでの口頭弁論で陳述した内容を改めて陳述し直すこと)が求められ、双方が改めて陳述しました。(萩原秀紀判事は2009年7月6日付で異動し、検事となられました)
前回の口頭弁論において、被告側は「原告会社と異端的な教義を説くダビデ張との間に密接な関係性が存在すること」を指摘しました。
今回の口頭弁論において、被告側は準備書面(5)を陳述し、(1)被告に対するクリスチャントゥデイ関係者・関係者と思われる者による批判・攻撃の存在、(2)原告高柳が虚偽を述べていること、(3)原告矢田が虚偽を述べていることを、時系列に沿って2007年1月25日開催の「高柳山谷会談」に至るまで陳述しました。
次回口頭弁論において被告側は、2008年1月18日開催の「太田高柳会談」および同年同月22日開催の「高柳山谷会談」に至るまでを陳述して、防御の方法を示し終わる予定です。
なお、前回の口頭弁論において前任裁判長は、被告が防御の方法を陳述し終わった後で、原告が認否を行ない、それに基づいて争点を整理した上で、被告側が書証(書面による証拠)を提出する、という方向を確認していました。
しかし、前回から今回に至る期間に、原告側は裁判所に「上申書」を提出して、原告側が認否を行なう前の段階で、被告側に書証の提出を求めるという、異例の要請を行なっていたことが、明らかとなりました。
民事裁判においては、訴訟経済の観点から、双方に争いの無い事実については立証を省くのが通例であり、そのため、被告側の陳述に対して、原告側が認否を行なって、争点を整理する、という進行をします。
今回原告側が主張した、原告の認否の前に被告側に書証の提出を求めるという、異例の要求をめぐって、原告側弁護士と被告側弁護士の間で、熱い議論が戦わされる場面があり、これまでの裁判の様相と一変した雰囲気がありました。
先に被告側に書証の提出を求めるという原告側の方針に基づき、今回原告側は、前回被告側が陳述した「原告会社と異端的な教義を説くダビデ張との間に密接な関係性が存在すること」については、一切認否を行ないませんでした。そうしますと「被告側の手持ちの証拠に何があるかを確認しなければ、原告側は認否が出来ないのだろうか?」という素朴な疑問が浮かぶことになります。
裁判長からは、争点の整理と絞り込みを行なって、図にまとめるようにとの要望がなされ、このため次回に「口頭弁論準備」(双方が裁判所の立ち会いのもと非公開の場で協議して争点を整理すること)を行なう提案がなされましたが、被告側弁護士は、この裁判に関心を寄せて傍聴する人が多いことを理由に、従来通り「口頭弁論」(公開の場での弁論)を行なうことを要望したので、次回も口頭弁論が続行されることとなりました。
これにより、今後の裁判は、9月に被告の反論、11月に原告の認否、来年1月に書証の提出、という日程が予想されますが、原告側が認否をあくまでも拒んだ場合には、異なる展開があると思われます。
なお本日は、従来と異なり、原告側の傍聴者が若干一名あり、原告側弁護士はこの傍聴者と適宜アイコンタクトを取りながら主張を行なっていた模様です。
閉廷後、待合室にて開催された「裁判説明集会」で、被告側弁護士の紀藤正樹弁護士と山口貴士弁護士から、今回の趣旨説明と質疑応答が行なわれました。
「裁判説明集会」に続いて、裁判所地下の喫茶店「ダーリントンホール」にて「裁判支援者懇談会」(通称「裁判オフ会」)が開催され、約1時間にわたって種々の情報交換が行なわれました。
多忙な中、また、遠路より裁判の傍聴に来てくださった支援者の方々と、統一協会問題キリスト教連絡会の先生方に、心から感謝いたします。
次回、第九回口頭弁論期日は2009年9月28日(月)午前10時(東京地裁712号法廷)となります。
「クリスチャントゥデイ対山谷裁判」の被告である救世軍少佐・山谷 真の裁判日記です。
(第二十四回公判)第十二回口頭弁論準備(7月2日)のお知らせ
事件番号 平成20年(ワ)第10777号 損害賠償請求事件(通称「CT対山谷裁判」)
原告 株式会社クリスチャントゥデイ 高柳 泉 矢田喬大
原告側訴訟代理人 高須和之弁護士 山浦 昴弁護士 和田和純弁護士
(※戸田一成弁護士は本訴訟原告側代理人を辞任しました)
(ケルビム法律事務所)
被告 山谷 真
被告側訴訟代理人 紀藤正樹弁護士 山口貴士弁護士
(リンク総合法律事務所)
裁判長 戸田久判事
陪席裁判官 山口和宏判事
陪席裁判官 大野昭子判事
陪席裁判官 中野雄壱判事
(東京地裁民事第17部合議係)
期日 平成24年(2012年)7月2日(月)午前11時
場所 東京地方裁判所 民事第17部 法廷は未定(決まり次第当裁判日記にて通知します)
※ 本裁判は争点整理手続きに入っており、ラウンドテーブルを囲んでの準備的口頭弁論(口頭弁論準備)を行っています。なお、口頭弁論準備は口頭弁論と同じく、公開の法廷で行なわれますので、これまでと同様に傍聴することができます。傍聴人は法廷の番号をお間違えのないよう、ご注意ください。
当日は、合議体裁判所(4名の判事)と原告側(3名の原告代理人弁護士)と被告側(2名の被告代理人弁護士と被告本人)が円卓を囲み、これまで裁判所に提出した書面と証拠を広げて、争点の整理を行ない、争点整理表の作成を行ないます。このため一回につき30分程度の作業が行なわれるものと予想されます。傍聴人は、これまでの口頭弁論と同様、傍聴人席に着席して、円卓でのやりとりを終始傍聴することが出来ます。出来るだけ多くのみなさんに裁判の傍聴に来ていただければ幸いです。裁判は、誰でも傍聴することが出来ます。
みなさんの傍聴こそ、被告に対する最大の支援です。
口頭弁論準備の後、法廷に隣接する待合室にて「裁判説明集会」を行ないます。被告側訴訟代理人の紀藤正樹弁護士と山口貴士弁護士より答弁の主旨説明があります。被告本人も質問にお答えします。みなさまぜひご出席ください。
裁判説明集会の後、東京地裁地下喫茶店「ダーリントンホール」にて「裁判支援者懇談会」を行ないます。参加される方はコーヒー代250円(税込)を各自ご負担下さい。
なお、裁判説明集会と裁判支援者懇談会では、簡単な自己紹介による身元確認をさせていただく場合があります。また、裁判説明集会と裁判支援者懇談会へのクリスチャントゥデイ側関係者の出席はお断りしています。
本件についてのお問い合わせはsaiban.taisaku@gmail.comへどうぞ。
本裁判のこれまでの経過は以下の通りです。
(1)第1回口頭弁論 - 2008年 5月26日
(2)第2回口頭弁論 - 2008年 7月28日
(3)第3回口頭弁論 - 2008年 9月22日
(4)第4回口頭弁論 - 2008年11月10日
(5)第5回口頭弁論 - 2009年 1月19日
(6)第6回口頭弁論 - 2009年 3月 9日
(7)第7回口頭弁論 - 2009年 5月18日
(8)第8回口頭弁論 - 2009年 7月27日
(9)第9回口頭弁論 - 2009年 9月28日
(10)第10回口頭弁論 - 2009年12月14日
(11)第11回口頭弁論 - 2010年 2月22日
(12)第12回口頭弁論 - 2010年 4月12日
(13)第1回口頭弁論準備 - 2010年 5月17日
(14)第2回口頭弁論準備 - 2010年 7月21日
(15)第3回口頭弁論準備 - 2010年 8月25日
(16)第4回口頭弁論準備 - 2010年10月13日
(17)第5回口頭弁論準備 - 2010年12月27日
(18)第6回口頭弁論準備 - 2011年 3月16日
(19)第7回口頭弁論準備 - 2011年 6月15日
(20)第8回口頭弁論準備 - 2011年10月 5日
(21)第9回口頭弁論準備 - 2011年12月 7日
(22)第10回口頭弁論準備 - 2012年 2月15日
(23)第11回口頭弁論準備 - 2012年 4月25日
(24)第12回口頭弁論準備 - 2012年 7月 2日←次回期日
これまでに原告は裁判所に対して
「訴状」
「別紙発言目録」
「準備書面(1)~(5)」
「証拠説明書(1)~(3)」
「甲1号証~甲1-25号証」
「上申書」
「主張整理案1」
「主張整理案2」
を提出しています。
これまでに被告は裁判所に対して
「準備書面(1)~(10)」
「証拠説明書(1)~(7)」
「乙1号証~乙140号証」
「主張整理案1(CTに対するもの)」
を提出しています。
本裁判の記録は東京地方裁判所記録閲覧室にて事件番号・原告名・被告名を示して請求すれば誰でも閲覧することできます。